257 チブレーオ

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(269)


257 チブレーオ

 チブレーオは簡単な煮込みだが、繊細で洗練されているので、胃の働きが弱いご婦人や病気が治りかけの人に適当だ。鶏レバー(110番で示したように胆嚢を取り除く)、とさか、睾丸を用意する。とさかは熱湯で毛を取り除いてから二つか三つに切り、レバーは二つに切る。相応の量のバターと火にかけるが、最初にとさか、それからレバー、最後に睾丸を入れて、塩とコショウをし、必要に応じてブイヨンを加えて、火を通す。

 量に応じて、小さな鍋に卵の黄身を一個か二個、小麦粉をスプーンに一杯もしくは半分、レモン果汁、熱いブイヨンを入れ、かき混ぜて卵がぶつぶつにならないようにする。このソースを火が通ったもつに加え、十分に煮て、必要があればブイヨンを追加してもっとよく溶かし、提供する。とさかが三つか四つ、十分な量のレバー、睾丸が六つか七つで一人分に十分だが、それに対して卵の黄身一個、小麦粉スプーン半分、レモン半分で足りる。

 174番の睾丸をゆでて薄切りにしてこの方法で料理すると、おいしくできる。

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

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