100 カタクチイワシのスパゲッティ
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(108)
100 カタクチイワシのスパゲッティ
脂身を使わないミネストラとして食欲をそそる。普通のスパゲッティを用意するが、これはコントラバスの弦みたいなものよりも好ましいが、そちらは薪割りの胃袋にはよいだろう。
三五〇グラムで普通の食事量の四人には十分すぎるのが、この分量にはカタクチイワシが五尾で十分だ。
それをきれいにして背骨と小骨を抜いてから、刻み包丁で十分細かくして、良質の油たっぷりとコショウひとつまみといっしょに火にかける。沸騰させてはいけないので、温まってきたらバター五〇グラム、トマトソースかピューレを加えて火からおろす。このソースを、少量の塩を入れたお湯でゆでたスパゲッティにあえるが、固めにゆでるように注意する。
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