113 クロスティーニ各種
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(122)
113 クロスティーニ各種
このクロスティーニに向いているパンはきめの細かい白いパンで、形はイギリス式のものだ。それがなければ、白い部分が多い日常のパンを使って厚さ一センチの四角に切って、次の混ぜ物を軟膏のようにしたものをぬる。
キャビアのクロスティーニ。たっぷりのキャビアとたっぷりのバターをいっしょにして混ぜる。キャビアが固ければ、お玉で少しだけ弱火にかける。
もしバターの代わりに油を使いたければ、レモン汁を数滴だけ加え、三つの材料を均質になるまで混ぜる。
カタクチイワシのクロスティーニ。カタクチイワシをきれいにして、背骨と小骨を取り除く。それから刻み包丁で刻み、バターを適量加え、それを食卓用のナイフの刃で叩いて、均質に混ざるようにする。
キャビア、カタクチイワシ、バターのクロスティーニ。私は下記の分量にするが、好みに合わせて変えることは排除しない。
バター 六〇グラム
キャビア 四〇グラム
カタクチイワシ 二〇グラム
すべてを混ぜて、細かくなめらかになるまでかき混ぜる。
0コメント