170 セモリーナの揚げ物

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(181)


170 セモリーナの揚げ物


  細かい粒のセモリーナ 七〇か八〇グラム

  牛乳 三デシリットル

  卵 一個

  砂糖 スプーン三杯

  バター クルミ大

  塩 少量

  香り付け用のレモンの皮


 牛乳をバターと砂糖といっしょに火にかけ、沸騰したら少しずつセモリーナを加えながら、お玉でかき混ぜる。塩を加えて、卵を割って入れる。かき回して卵が混ざったら、セモリーナを火からおろし、バターを塗り付けた皿か小麦粉をひいた台の上に指一本の長さに伸ばす。それをアーモンドの形に切り、割った卵にくぐらせてから細かいパン粉をまぶして揚げる。甘味が強いほうがよければ粉砂糖を振りかけ、それだけでもよいが、それよりは肉の揚げ物の付け合わせとして提供する。

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

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