421 アーティチョークとエンドウ豆のパイ

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(434)


421 アーティチョークとエンドウ豆のパイ

 変わったパイだが、多くの人に気に入ってもらえるかもしれないので説明する。


  アーティチョーク 一二個

  さやから出したエンドウ豆 一五〇グラム

  バター 五〇グラム

  おろしたパルミジャーノ 五〇グラム

  肉のソース 適量


 アーティチョークから食べられない固い葉を取り除き、二つに切り分けて真ん中にひげがあれば除く。それとエンドウ豆を数分、塩を入れたお湯に入れて半ゆでにしてから、冷水に入れ、そこから出したら、水気をよく切って、アーティチョークをさらに半分にする。それとエンドウ豆を上記のバターのうち四〇グラムと火にかけ、塩とコショウで味付けし、肉のソースで適度に煮込む。残りのバター一〇グラム、小麦粉スプーン一杯、上記のソースで一種のバルサメッラをつくって、その混ぜ物に合わせるために使う。混ぜ物は耐熱容器に入れて、バルサメッラとパルミジャーノで層をつくって味付けにする。

 それから、下記の生地で上を覆う。生地は卵の黄身で色を付けて、そのパイを田舎風のおオーブンで焼いて、熱いうちに提供する。冷えると失われてしまうものが多いからだ。この分量で七人から八人に十分だ。

生地


  小麦粉 二三〇グラム

  粉砂糖 八五グラム

  バター 七〇グラム

  ラード 三〇グラム

  卵 一個

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

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