527 ニンニクとローズマリーの香りを効かせたロースト・モルト

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(528)


527 ニンニクとローズマリーの香りを効かせたロースト・モルト

 こうした香りが好きでも、のどにそれが戻ってくるのがいやならば、鶏肉、フィレ、そしてそのほかのどんな肉にもニンニクやローズマリーを差し込むような人のようにしてはいけない。そうではなくて、料理するのと同じく、一つ前のもののように、シチュー鍋にニンニクひとかけらまるごととローズマリー二房を入れる。ローストを食卓に出すときには、煮詰まった汁を押しつけることはせずにこして、よいと思うならば、肉のかたまりにジャガイモか、味を付け直した野菜を添える。この場合、好みであれば、肉にトマトソースかピューレほんの少しで味をつけてもよい。

 子羊のもも肉をこの方法にして、上火と下火で焼くとそれなりにおいしいものができる。

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

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