607 チャンベッラもしくはブッチェッラート その二
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(608)
607 チャンベッラもしくはブッチェッラート その二
こちらの家族向きのチャンベッラは前のものよりも簡単につくれる。
ハンガリー小麦粉 五〇〇グラム
砂糖 一八〇グラム
バター 九〇グラム
酒精 一五グラム
重曹 五グラム
卵 二個
香り付け用のレモンの皮かアニス、もしくはシトロンを細かく切ったもの
小麦粉に穴をつくり、そこに溶かしバター、卵、砂糖を入れる。小麦粉にこの材料と適度な固さの生地をつくるのに十分な牛乳を練り込み、よくこねる。二種類の粉と香り付けの材料は最後に加える。チャンベッラはひとつだけではなく、ふたつにすることもでき、大きな穴をつくってそれなりに大きなものにすることもできる。表面に切り込みをいくつか入れ、卵の黄身で照り塗りし、オーブンか田舎風オーブンで焼くが、オーブン皿はバターかラードを塗っておく。半分の分量でもそれなりのチャンベッラができる。
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