613 アーモンドのお菓子
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(614)
613 アーモンドのお菓子
卵 三個
砂糖 卵と同じ重さ
ジャガイモ粉 一二五グラム
バター 一二五グラム
甘いアーモンドに苦いもの三つ 一二五グラム
香り付け用レモンの皮
アーモンドの皮をむき、太陽か火に当てて乾かし、すり鉢に上記の砂糖の三分の一と入れてとても細かく砕く。お玉で卵の黄身三つを残りの砂糖とレモンの皮と混ぜ、白っぽくなるまで続ける。そのあとでジャガイモ粉を混ぜ合わせ、それから砕いたアーモンド、溶かしバターを入れ、混ぜ物をさらに混ぜる。最後に泡立てた白身を加え、全体がよく混ざったら、田舎風オーブンで焼き、十分に冷えたら粉砂糖を振りかける。
底の直径が二二センチほどのオーブン皿を使うと、お菓子がちょうどよい高さになる。同じバターを使ってオーブン皿を塗ってよいが、ご存じのとおり、オーブン皿は小麦粉と混ぜた砂糖を振っておく必要がある。これは上品な味のお菓子で、八人分に十分だ。
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