673 プラムケーキ

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(675)


673 プラムケーキ

 これも前と同じ系統のお菓子で、その名前に偽りがある。


  砂糖 二五〇グラム

  バター 二五〇グラム

  上質の小麦粉 二五〇グラム

  砂糖漬け 八〇グラム

  マラガ産ブドウ 八〇グラム

  干しブドウ 八〇グラム

  パッソリーナ・ブドウ 八〇グラム

  全卵 五個

  卵の黄身 四個

  ラム 一デシリットル、言い換えればスプーン五杯

  香り付け用のレモンの皮かバニラ


 砂糖漬けは細く薄く切り、マラガ産ブドウから種を取り除く。最初にお玉でバターだけを練る。バターは、必要であれば、火で柔らかくしておく。砂糖を加え、白くなるまで練り続ける。かき混ぜながら、一個ずつ卵を割って、それから小麦粉、最後に残りを加える。混ぜものを表面がなめらかな型に移す。型はあらかじめ内側にバターを塗った紙で覆っておく。それをオーブンで焼く。

 粉砂糖をまぶして温かいまま提供することもできるし、冷えてからでもよい。どちらでもおいいしい。

 紙はブドウが型にくっつかないようにするために使う。この分量で一二人分に十分だろう。

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

0コメント

  • 1000 / 1000