674 ロンバルディアのババロア
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(676)
674 ロンバルディアのババロア
このお菓子は、さまざまな名前が与えられているが、本日のお菓子とでも呼べるだろう。とても喜ばれて、多くの家庭でつくられているからだ。
上質でとても新鮮なバター 一八〇グラム
粉砂糖 一八〇グラム
長いサヴォイアルドかスポンジ 約一五〇グラム
ゆで卵 六個
バニラ香料入り砂糖 香りをつけるのに十分な量
ロゾリオ サヴォイアルドを軽く浸すのに十分な量
卵は七分だけゆでて、黄身を取り出す。バターを溶かし込み、それから裏ごしし、その上で粉砂糖とバニラ香料入りを加えて、混ぜものをお玉でよく混ぜて練り上げる。型を用意する。できればひだがついているものがよい。型をロゾリオで濡らして、サヴォイアルドを縦に二つに切り、軽くロゾリオに浸すか、半分をロゾリオ、半分をアルケルメスに浸して、これで色を交互にしながら型の表面を覆う。それからその中に混ぜものを入れ、それをこちらも浸したサヴォイアルドで覆ったら、氷の中に少なくとも三時間置いて、提供する。
都合によって、中身をつくってから、別の日に仕上げてもよい。この分量で八人分に十分だ。これはとても上品なお菓子だ。
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