376 レーガモ入りズッキーニ
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(389)
376 レーガモ入りズッキーニ
レーガモ(オリガヌムの俗称)はシソ科の小さな野生植物の香りのある種のことだ。長いズッキーニを用意するが、量が少なくてはいけない。かなり縮むからだ。それを薄く円形にスクード貨の厚さに切る。ソテー用もしくは銅製の平鍋に油をたっぷり入れて火にかけて、泡が立ってきたらズッキーニをそのまま入れて、強火で熱し、頻繁に動かす。加熱の途中で塩とコショウを加えて、火が通ってきたら、上からレーガモを気持ち多めに少量振りかけ、それからすぐに穴の開いたお玉でズッキーニを取り出す。単独もしくは付け合わせとして出せるが、気に入ってもらえるだろう。
レーガモはほかの食べ物に香りを付けるのに使える。たとえば、キノコの煮込み、目玉焼き、カタクチイワシなどだ。
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