8 イタリア風トリテッリーニ(アニェッロッティ)

(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(16)


8 イタリア風トリテッリーニ(アニェッロッティ)


  豚ロースの切れ、約五百グラム

  子羊の脳みそ一つ、もしくはそれよりも大きな動物のものを半分

  牛の髄 五十グラム

  卵の黄身三つ、必要に応じて白身一つ

  ナツメグ


トルテッリーニ用の型(訳注:図形は省略するが、編注によると原著では直径三十七ミリ)


 豚の切れから骨を取り、脂身を除いたら、シチュー鍋に入れて、バター、塩、コショウ一つまみと炒める。豚肉がない場合には、二百グラム分を七面鳥の脂身のないむね肉にしてもよい。調理方法は同じだ。みじん切り包丁で肉をつぶして、みじんにする。次に、それにゆでて皮を取り除いた脳みそ、生のままの髄と残りの材料を加えて、よく混ぜ合わせる。それができたら、カッペッレッティと同じように詰め物を生地に入れて閉じ、さらに同じ方法で折り曲げる。カッペッレッティよりもかなり小さいものができあがるが、これが一般にはその型だ。

Progetto Artusi

Progetto per una traduzione giapponese di "La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene" di Pellegrino Artusi

0コメント

  • 1000 / 1000