90 トウモロコシ粉のニョッキ
(翻訳)ペッレグリーノ・アルトゥージ『調理の知識とおいしく食べる方法』(98)
90 トウモロコシ粉のニョッキ
栄養過剰からある種の胃のもたれを感じるときに、このニョッキのミネストラに頼れば、軽くて栄養もわずかなので、それを帳消しにできるだろう。それに続けて消化のよい魚介の料理にすればなおさらだ。
粉は、ここでの用途では、粗く挽いたものでもよい。それがよくなければ、トウモロコシの細かい粉にするのがよいが、これは現在では市販されている。水に塩を入れ、沸騰したら、左手で少しずつ粉を入れ、右手にはお玉をもってかき混ぜ続ける。この粉はよくゆでる必要があるが、粉が凝縮してお玉の上に集まるようになったら、食卓用のナイフで小さなかたまりにして大皿に落とし、層になったらその層ごとにチーズ、バター、トマトソースか水で薄めたピューレで味付けする。大皿がいっぱいになったら、温かいうちに食卓に出す。
さらに味を加えたいのであれば、232番のサルシッチャ入りのパレンタや87番のボローニャ風マッケローニのようにすることもできる。
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